column
vol.12 横文字と方言
2017.5.24
夏の日差しで熱中症になってませんか?
僕は焙煎機の熱で熱中症寸前です。
今週の県北弁は「んだいが?」。
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県北弁)
子「遠足来週だっちゃね~」
母「んだいが?」
子「んだでば」
標準語訳)
子「遠足来週だよね~」
母「そうだっけ?」
子「そうだよ」
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「んだ」シリーズを使うと、しりとりの幅が広がります。
□■□ 言い回しの違和感 □■□
「ねぇ、ママ!今日のディナーは何かしら?」
なんて横文字が子供の口から出る家は、
ディズニーアニメの見せ過ぎです。
ここは日本です。
横文字にすると違和感が発生することもあります。
さっきの続きが
「おぉ、愛しの娘よ、今日はジンジャー フライド ポークよぉ」
だったら目も当てられません。
「いい加減にホワイト」
とルー大柴が言いそうです。
□■□ 方言のチカラ □■□
そこに良い感じで「方言」が入り込むと
フィット感が増します。
「ががさま、ばんかだのディナーは何だべ?」
「腹減ったのが?ディナーは豚の生姜焼きでござりす」
となれば違和感ありません。ないですよね?
奥深さが増したコクの強いコーヒーのようです。
「まんが日本昔話」がしっくりくるのはこのせいです。
□■□ あまり目くじら立てない □■□
とは言え、横文字全てが悪者ではないですね。
車を運転してて、子供に
「方向指示器を出すのが遅いよ!」
なんて言われようものなら、
「はい!教官殿!」と敬礼してしまいます。
ウィンカーで良いのです。
始めから横文字で呼称されていれば市民権があります。
というわけで、焙煎機の熱で熱中症寸前の僕は、
アーリーモーニング ローストか、ミッドナイト ロースト
をするわけですね。はい。
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