column

vol.15 子供のちから
2017.6.13

 

4歳の娘が毎朝トイレで一人カラオケしています。
先日は「ありの~ままの~姿見せる~のよ~♪」
と踏ん張りながら熱唱。歌と状況の見事な一致です。

今週の県北弁は「じゃんこ」。
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県北弁)はいはい、こごさ「じゃんこ」すらい。

標準語訳)はいはい、ここに「座り」なさい。
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「じゃんする」とも言います。標準語不規則変化の
代表格です。

□■□ 子供は特殊能力を持つ □■□

小学2年生の息子が、「毎日」怒られています。
男の子は余計なことしかしない生物のようで、
鶏でさえ3歩目まで覚えているようなことも、
怒られた直後に忘れています。親は呆れてしまいますが、
ここまで来ると「能力」です。忘却力と呼ぶにふさわしいです。

□■□ 試されているのか!? □■□

怒られている内容はというと、ズボンのポケットに
ティッシュを入れたまま洗濯したり、
雨の日に傘をひっくり返して雨水を貯めるなど王道の数々。
また、大量のだんごむしを持ち帰って良いかという、
親にはホラーな内容もあり、毎日が油断大敵です。

□■□ 生まれてから何年? □■□

しかしながら生物的に考えてみると、正しい成長と言えます。
小学2年生は、言ってみれば生まれてからまだ7年ぐらい。
世の中の常識を掴み始めたばかりなのです。
生まれて30年以上の自分でさえ何かとあるのに、
逆に息子がシッカリしていたら毎日拝まないといけません。

□■□ やってみよう!が原動力 □■□

「これを試したらどうなるかやってみよう」という単純な動機が
彼を動かしてるんだと思いますが、大人も少し見習う方が良いかも。
想像する結果になるかはやってみないと分からないです。
なので、あまりに危険な事でなければジッと見守るのが
親の役目かなぁと個人的には思います。

先日、新聞に「ややこしい道こそ楽しい」というコラムがありました。
効率的に生き過ぎると「道草」の楽しみを忘れてしまいます。
大人が道草の楽しみを伝えられると良いですね。

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