column

vol.5 大友のおんちゃん
2017.4.4

 

「おっぴさんが、おんちゃんのごどごっしゃいでっど!」
この文章が読める方は宮城県北出身で間違いないです。
ちなみに標準語訳すると「曾お婆さんが、おじさんを怒っているよ!」です。

僕の育った家の近くに「大友さん(おおともさん)」という方が
住んでいて、僕は「大友のおんちゃん」と呼んでいました。

自宅兼工場で和菓子を製造して卸すのを自営でしていて、
小学校低学年ぐらいまで、よく工場に遊びに行っていました。

「らくがん」等の砂糖菓子の原料を混ぜる機械を操り、
手際良く「型」に材料を詰めるのをただ「じーっ」と見ていました。
別に何をしに行っていたわけではありません。

でも、その工場に行くと「ほっ」としたのを覚えています。
工場の匂い、機械が均一に砂糖などを混ぜ合わせていく工程、
「型」を外すときの「カンカン」という音。

最近、気が付いたことがあります。
今自分がやっていることは、それに非常に近いということ。
30年以上前の自分に教えてあげたらビックリするでしょうね。

ちなみにその頃の僕は「おだずもっこ」でした。
「おだずもっこ」が何か分かった人には「あめっこ」あげます。

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